【まさかの銅メダル】アメリカ代表、アテネオリンピックでの屈辱

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 リオオリンピックの開幕を間近に控え、話題を集めているバスケットボールアメリカ代表。

世界最高峰のリーグであるNBAからメンバーが招集されているだけあって、もはや優勝すること自体は当たり前とみなされ、スター軍団がどんなふうに魅せてくれるかということに最大の注目が置かれているように思えます。

1992年のバルセロナオリンピックからNBA選手の代表メンバー招集が許可され、以降のアメリカ代表はその豪華なメンバーから"ドリームチーム"と呼ばれ続けてきました。

しかし、その"ドリームチーム"にもいわゆる『黒歴史』が存在しています。特に、バルセロナオリンピック以降で初めて金メダルを逃したアテネオリンピックでのゲームはショッキングなものでした。

アテネオリンピックでのアメリカ代表を振り返ってみます。

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アイバーソンを初めとした、当時の旬なメンバーを招集

まずはアテネオリンピックでのロスターを紹介しておきます。

※カッコ内は当時の年齢

G:アレン・アイバーソン(29)

G:ドウェイン・ウェイド(22)

G:ステファン・マーブリー(27)

G:リチャード・ジェファーソン(24)

F:レブロン・ジェームズ(19)

F:カーメロ・アンソニー(20)

F:ラマー・オドム(24)

F:ショーン・マリオン(26)

F:カルロス・ブーザー(22)

F:ティム・ダンカン(28)

C:エメカ・オカファー(21)

C:アマレ・スタウダマイヤー(21)

 

 監督はラリー・ブラウン。全8試合のうち、アイバーソンだけが全てスタメン出場でした。ラリー・ブラウンが76ersを率いていときにはアイバーソンと共にNBAファイナル進出も経験しています。

ブラウンは相当アイバーソンに信頼を寄せていたみたい。

アイバーソンの次にスタメン選出が多いのはダンカン。7試合でスタメンを務めました。

ダンカンは2002年から2003年まで2年連続でシーズンMVPを受賞し、

アイバーソンは2001年に受賞。直近2人のMVP受賞者を擁する豪華なメンバーとなっていました。

NBAで1シーズン目を終えたばかりのレブロン、ウェイド、カーメロもこのときにアメリカ代表初選出。

ロスターをパッと見た感じでは金メダル獲得に支障はないように思えるんですが…

 

アテネでのアメリカ代表の失態は、準決勝でのアルゼンチン戦敗北だけを注目されることが多いですが、実はグループリーグの時点で結構やらかしちゃってます。

 

まず、グループリーグ初戦でプエルトリコに19点差で敗戦。19点差です。

その後2連勝するも、続く4試合目でリトアニアに敗戦。バスケ王国がまさかの2敗を背負う形でトーナメント進出になりました。

トーナメント初戦では、若かりしパウ・ガソル率いるスペインに102-94で勝利。ステファン・マーブリーが31得点、アイバーソンが16得点5アシストという活躍でした。

スペイン戦でのアイバーソンのハイライト動画です。

 

 

久しぶりに"THE ANSWER"のプレーを観ましたけど、やっぱりかっこいいですね。今活躍するNBA選手のどれだけがアイバーソンのプレーに影響を受けてるのか。

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しかしアメリカ代表の見せ場もここまで。続く準決勝でアルゼンチンに81-89で敗北。アルゼンチンのエースであるジノビリに29得点を許しました。

 

 

勢いにのったアルゼンチンは決勝戦でも勝利し、金メダルを獲得。

 

アメリカ代表にとっては史上最も屈辱的な敗戦となりました。

 

3位決定戦に回ったアメリカは、リトアニアに104-96で勝利し、銅メダルの獲得を決めました。当然、バスケ大国のアメリカ代表が銅メダル獲得で喜べるはずもなく…。

オリンピック初参加となったレブロン、カーメロ、ウェイドは、若手選手をあまり起用しないことで知られるラリー・ブラウンのもとでは出場機会に恵まれず、最終的な結果も含めてかなりの悔しさが残ることになりました。

これを機に、アイバーソンは国際大会に招集されず…

金メダル獲得を逃した原因の一つとして、得点力を武器とするPGを起用したことが挙げられていました。

ポイントゲッター型PGのアイバーソンとステファン・マーブリーが、チームのオフェンスのリズムを悪くしていたと。

スター選手をまとめ上げるにはパス重視のガードを選ぶ必要があると結論付けられてしまい、アイバーソンがこれ以降の国際大会で代表メンバーに選出されることはありませんでした。

結果として、2006年に日本で行われた世界バスケでアイバーソンの姿を観ることができなくなってしまったのです…。

【バスケアメリカ代表】まさかの3位に終わった2006年世界バスケ

当時絶頂の人気を誇っていたアイバーソン。生で見れないことにガッカリした日本のNBAファンは僕以外にもたくさんいたはずです。

もうじき開催されるリオオリンピックでは、今回紹介したアテネオリンピックでのような失態が絶対ないようにしてほしい!金メダルのみに期待です!